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2021年02月08日
不動産売却の知識とノウハウ

不動産査定を依頼する際に準備しておくと良いこととは?査定を依頼するメリットも解説

「不動産売却をしたいけど、何から始めていいか分からない」という方はいらっしゃいませんか。

不動産売却は事前の準備次第で査定結果や売却期間が決まるといっても過言ではありません。

そこで今回は、不動産査定を依頼する前に準備しておくと良いことと査定を依頼するメリットについて、業界歴25年の宅建士がご紹介します。

不動産査定とは

不動産査定とは、どのくらいの値段で不動産を売却できそうなのか不動産会社に見積もってもらうことを指します。

一般的に不動産会社は、依頼者が不動産査定の結果を受けて了承した後に媒介契約を結ぶため、査定は無料で行われることが多いです。

 

続いては、主な不動産査定の方法である簡易査定と訪問査定についてご紹介します。

簡易査定とは、立地や土地の広さ、マンションであれば方角や階数などを見て査定価格を算出する査定方法で、別名机上査定とも呼ばれています。

その名の通り、簡易査定は実際に現地に訪れて査定を行うわけではありません。

したがって、個別性の高い戸建てにおいて、より正確な査定価格が知りたい場合には、簡易査定は向きません。



その一方で都心のマンションなどの場合には、類似した条件を持つ不動産も多いため、簡易査定であっても精度の高い査定を得られやすいという傾向があります。

訪問査定とは、簡易査定と同じような書類上の査定に加え、対象となる不動産に直接足を運び、建物の劣化状況や付帯設備の状況などを現地で細かく確認する査定方法です。

駅から建物までの雰囲気など、机上では分からない細かな情報を取得できるという特徴があり、別名詳細査定とも呼ばれています。


【参考記事】
「不動産査定方法の種類と査定依頼時の注意点とは?」を見る>>>

 

2種類の査定方法のメリットとは

先程は簡易査定と訪問査定の主な査定方法についてご紹介しましたが、続いてはそれぞれのメリットについてご紹介します。

簡易査定のメリットとしては、数日で査定結果を受け取れるということが挙げられます。

既存のフォームに沿って必要な情報を記入するだけで査定結果を受け取れるため、誰でも手軽に利用できるという点は簡易査定ならではの強みと言えるでしょう。

ただし簡易査定の提示価格は、似た条件の取引事例を参考にした概算の金額です。

したがって、物件の現況によって大きく変わってしまうこともあるということを知っておきましょう。

 

訪問査定のメリットとしては、査定価格が現実的であることに加え、様々なアドバイスを受けやすいという点が挙げられます。

先程もご紹介したとおり、訪問査定では直接不動産を確認した上で査定価格が出されるため、より現実的な価格を知ることが可能です。

さらに訪問査定では不動産会社と対面でやり取りをするため、売却に適した時期や必要な準備などのアドバイスもより気軽に受けられるでしょう。



ただし、訪問査定は個別での対応になるため、どうしても時間や手間がかかってしまう傾向にあります。

また家の中に見せたくない箇所があり、その部分の査定を断ってしまうと正確な査定は難しくなります。

したがって不動産会社へ訪問査定を依頼する際は、こうしたことも踏まえ、事前にある程度家の中を整理しておくと良いですね。



【参考記事】
不動産売却の訪問査定と簡易(机上)査定の違いとは?査定の必要書類までを徹底解説を見る>>>

 

不動産査定を依頼する際に準備しておくと良いこととは

①住宅ローン残高を確認する

不動産を売却する際には、残っている住宅ローンを全額一括返済する必要があります。

さらに住宅ローンの残高は、売却価格を決めるうえで重要な情報になります。

こうしたことも踏まえて、不動産査定を依頼する際は銀行に頼んで住宅ローン残高証明書を発行してもらい、正確な数字を把握しておくと良いでしょう。

②書類の有無を確認する

不動産を売却する際には、買主へ引き渡す書類が必要になります。

尚、書類がなくとも売却自体は可能ですが、不動産会社からは書類の有無を確認されるため、慌てて探すことにならないよう事前に準備しておくと良いでしょう。

また、無いときは無いとはっきりと伝えられると良いですね。

③売却の時期と目標とする売却金額を設定する

ある程度目標を立て、それに向けて逆算して計画したほうが好条件で売れる可能性が高くなります。

売却期間は一般的に短くとも4ヶ月程度かかると言われているため、それを踏まえて目標を立てられると良いでしょう。

目標とする売却金額に関しては、住宅ローンが残っている場合、住宅ローン以上の金額を目標にしておくと良いですね。

④戸建てを売る場合、修繕履歴を確認する

修繕履歴とは、シロアリ予防や外壁塗装などの定期的に行った維持修繕のことを指します。

定期的な維持修繕は、建物価値を維持するための行為であるため、買い手や不動産会社に対して大きなアピールポイントとなります。

したがって、いつ頃にどのような修繕をしたのかを伝えられるよう、事前に確認しておくと良いでしょう。

⑤戸建てを売る場合、土地の境界と利用履歴を確認する

土地の境界が未確定なら、引き渡しまでに境界を確定させておく必要があります。

土壌汚染や地中障害物がある可能性も考えられるため、知っていることは正確に答えらえるように準備しておきましょう。

 


また不動産査定をする前には、片付けやハウスクリーニングが不必要であることも知っておくと良いでしょう。

不動産会社は空っぽ状態を前提に査定するため、散らかっていたとしても査定に影響が出ることはありません。

ただし、購入希望者にはマイナスの印象を与えてしまう可能性もあるため、売り出し後の内覧の時までには片付けられると良いですね。

 

【参考記事】

「家の査定はどこを見る?不動産査定の注意点とポイントを函館市の不動産業者が解説します」を読む>>>

まとめ

今回は、不動産査定を依頼する前に準備しておくと良いことと査定を依頼するメリットについてご紹介しました。

簡易査定と訪問査定のメリットをそれぞれ理解し、状況に応じて使い分けられると良いですね。

函館市にお住いで不動産売却をご検討中の方は、ぜひ今回ご紹介した内容をご参考にされてみてください。

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この記事を書いた人
藤原 滋己 フジワラ シゲキ
藤原 滋己
函館ラ・サール卒。商船系データ通信会社から建築・不動産産業界へ転身。宅地建物取引士+二級建築施工管理技士。ハウスメーカー勤務時代に、木造住宅の工事監督のちに住宅・アパート・店舗・寺院など様々な建築物の営業を経験しました。建築不動産の営業歴は通算25年。 安心かつ安全な不動産取引のために、これまで培ってきた知識や経験・ノウハウを、お客様へのサービスのために全力で提供します。遠慮なく何でもご相談ください。きっとお役に立ちます。
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