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2021年03月02日
不動産売却の知識とノウハウ

知っておきたい!不動産売却におけるベストなタイミングとは?

大切な不動産だからこそ、より良い条件で売却したいもの。

誰もがそう考えます。

そこで、今回は業界歴25年の宅建士が、不動産売却における最適なタイミングをテーマに解説していきます。

1.不動産売却におけるベストなタイミングとは

不動産売却における最適なタイミングはさまざまな観点から考えられます。

ここでは、3つの観点から「ベストな不動産売却のタイミング」についてご紹介します。

①時期でみる不動産売却のタイミング

仕事で勤務先が変わったり、お子様の進学先が変わるタイミングである2月と3月は住み替えの需要が高まり、購入者の物件探しや内覧が活発化します。

需要が高まることは、好条件で売却しやすくなります。この時期は売却価格が高く、成約件数も多くなります。

したがって、一年の中で新生活が始まる前の2、3月は最もベストなタイミングといえるでしょう。

2月、3月に売却するためには、年末以前から売却準備を進め、1月後半には購入希望者をたくさん募れるようにすることが重要です。

需要のある時期を過ぎてしまうと売買条件が悪くなってしまう可能性があります。

できるだけ早めに準備を進めるか、時期が過ぎているなら、次に繁忙シーズンとなる秋には需要が再び高まるので、その頃に売出しをスタートするもの良いでしょう。

 

②築年数からみる不動産売却のタイミング

不動産は築年数が経過すればするほど価値が下がってしまいます。

少しでも高く売りたいということであれば、築年数がどんどん経過していかないうちに、できるだけ早く売ることがおすすめです。

経験則では、築30年を経過した建物は売却に苦戦を強いられることも多くなります。もちろん、築30年や築40年の建物でも売却が可能ですが、このあたりの築年数を許容できる消費者の数は決して多くありません。

そのため、ある一定の時期を過ぎると需要が一気に落ちてしまうことも有り得るので、もう少しはやく売っておけば良かったと後悔しないようにできるだけ早めに売却準備を始めましょう。

③個人的な事情でみる売却のタイミング

不動産を売る際、利益は関係なくどうしても売らなければならないタイミングもありますよね。

例えば、出産や子供の進学など、子育ての関係です。

家族が増えれば、これまで住んでいた家が狭く感じ、広く部屋の数が多い家に住み替えを検討される方が多いです。

また、お子様が途中で学校を変えなくて済むように進学のタイミングに合わせて不動産売却をされる方もいらっしゃいます。

2.家が売れるまでの期間とは

不動産仲介の現場に携わる者としては、家が売れるまでの期間が大体2ヵ月から3ヵ月程度であれば、その売却は順調だったと評価します。6ヶ月くらいで、おおむね順調に進められたといった感想です。(ちなみに、これは地方都市である函館の場合なので、首都圏とはスピード感は違うことをお含みおきください。)


ただし価格や間取り、競合物件の有無などが関係することなので、必ずしも3ヵ月以内に売れるとは限りません。

売り出してから初日に買い手が付く場合もあれば、半年ほど経っても売れない場合もあります。


とはいえ、3ヵ月の間に売れなかったからといって、すぐに「値下げ」を考える必要はありません。それには次の2つの理由があるからです。


・買い手が現れるタイミングの問題
売買の成約はタイミングによる要素が大きいため、値下げをしなくても買い手が現れる可能性が十分にあるからです。

・広報PR活動の問題
3ヶ月間のお問い合わせや広告反響状況を振り返り、売却対象となる不動産の効果的なPRが出来たかどうかを検証します。


撮影した写真、紹介文やキャッチコピー、物件を紹介するウェブサイトの良し悪しを点検し、仲介業者として物件の広報PR活動を見直すことも重要です。



<参考記事>
【成約事例付】家・マンションを高く売る不動産業者を探すコツを完全解説!

 

このような理由からも、家を売却する際は余裕をもったスケジュールを立て、焦らずに売却活動をしていくことが重要です。

 

<関連記事>
不動産売却にかかる期間の目安とは?早く売却するためのポイントも合わせて解説!


 

3.不動産売却のタイミングを決める上での注意点とは

不動産売却のタイミングには、おすすめの時期もありますが、それらは全ての不動産に当てはまるわけではありません。

お客様それぞれの不動産によってベストのタイミングは変わってきますので、これから紹介する注意点を踏まえた上で適切なタイミングを検討してみてください。

①住宅ローンがどれだけ残っているかと売却価格のバランスを考える

不動産は、築年数が浅いほど高く売却しやすいですよね。

ただし、あまりにも売却時期が早いと、住宅ローンを売却金額で完済できない可能性があります。これは、購入時に頭金(自己資金)を多く入れた場合とそうでない場合で大きく異なります。

現在の家を購入したときに自己資金が少なく、フルローンを組まれた方は、ローンの残債をしっかり確認しましょう。

また、売却金額でローン残債は完済できないが、預貯金をプラスすれば完済できる方なら、その後の生活に支障が出ないのであれば特に問題はありません。

築年数が浅い場合は、まず不動産会社に査定を依頼し、不動産流通市場でどのくらいの価格で売れそうなのかを確認してから売却の判断をすると良いでしょう。

②不動産売却に関する活動を始める時期について

時期としては、転居したい約6ヵ月前には不動産会社に相談するなど動き始めると良いでしょう。

不動産を売却するには物件調査から査定報告、売出価格の決定など、複数の工程があるため必要な期間があります。思い立って、不動産会社に駆け込んだからと言って、すぐに売却できるものではないのです。


4月に転勤する予定の場合は、半年前である10月頃から不動産会社と媒介契約を結び、売却活動を始めると良いでしょう。



また、時間に余裕がないと不利な状況になりやすいという点にも注意が必要です。

不動産売却において、売却期限が差し迫った状態で売却活動をすることは最も避けたい状況です。

なぜなら、そうなってしまえば何よりも期限までに不動産を売却することが優先され、不利な値下げにも応じてしまいかねないからです。

時間的余裕がなくなることは、不動産売却で失敗する1番の原因になります。

したがって、あらかじめ時間に余裕を持ち売却活動を始めることを心がけましょう。

 

さらに、土地などの境界がはっきりとしていない不動産をお持ちの方はさらに余裕をもって売却活動を行う必要があります。

なぜなら、境界確定にはそれなりに時間がかかるからです。

土地家屋調査士に依頼してから、測量にかかる時間は場合によっては3ヵ月から4ヵ月かかってしまうこともあります。

このような事情からも、どんなに遅くとも約6ヵ月前には売却のために動き始めるようにしましょう。



<参考記事>
土地の売却時に境界測量が必要な理由

3.まとめ

今回は、不動産売却における最適なタイミングについてご紹介しました。

売却活動を始める際には、時間的余裕をもって活動を始めることが重要ですね。

当社は、お客様のお気持ちに寄り添って最適な売却の提案をさせていただきます。

函館市に所有する不動産のご売却をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人
藤原 滋己 フジワラ シゲキ
藤原 滋己
函館ラ・サール卒。商船系データ通信会社から建築・不動産産業界へ転身。宅地建物取引士+二級建築施工管理技士。ハウスメーカー勤務時代に、木造住宅の工事監督のちに住宅・アパート・店舗・寺院など様々な建築物の営業を経験しました。建築不動産の営業歴は通算25年。 安心かつ安全な不動産取引のために、これまで培ってきた知識や経験・ノウハウを、お客様へのサービスのために全力で提供します。遠慮なく何でもご相談ください。きっとお役に立ちます。
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