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2021年03月03日
不動産売却の知識とノウハウ

不動産売却の際に起こりやすいトラブルとは?その対策もご紹介!

不動産売却は動く金額が大きく、手順も複雑なためトラブルが起きないか心配されている方も多いでしょう。

そこで、今回は函館市で不動産仲介業を営む業界歴25年の宅建士が、不動産売却の際に起こりやすいトラブルとその対策についてご紹介します。

1.不動産売却の流れとは

まずは、不動産売却の一般的な流れについて説明します。

最初に、お客様には売却相談を行っていただきます。

売主様によって事情やスケジュールは異なりますが、主に住宅ローンは残っているか否か、売却時にかかる費用などを相談していただきます。

不動産売却を検討する際には、まず不動産会社に相談し、専門家によるアドバイスを参考にしてみると良いでしょう。



続いて、不動産の査定、物件の確認や調査を行います。

不動産の売却が確定している方はもちろん、売却するか迷われている方もまずは査定してみることがおすすめです。

査定の際には、不動産の状態や権利関係の確認、周辺の成約事情、エリアの特性などさまざまな角度から調査を行います。



次に、査定価格に関する説明を踏まえた後、売主様のご要望を伺った上で売り出し価格を決めます。

その後お客様に十分に納得していただけたら、媒介契約を結びます。

この契約が済むと売却活動が始まることになりますが、購入希望者が物件の見学にくる前にバタバタしないよう余裕をもって売却活動の準備を行えると良いでしょう。

そして、売主様と買主様の間で合意に至ったら、売買契約を交わします。



最後は契約後の手続き、残代金の決済、引っ越しをして不動産売却の流れは終了です。

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2.不動産売却の際に起こりやすいトラブルとは

不動産売却の際に起こりやすいトラブルは、大きく分けて2つあります。

トラブルの種類は、主に物件に関すること契約に関することです。



物件に関するトラブルとしては、引き渡し後に不具合が発覚し売主様の責任を問われ、損害賠償請求や契約解除になるといったことが挙げられます。

不動産を売却する際、意図的に欠陥があることを黙って買主様に売却していたり、きちんと調査を行わずに欠陥を見逃してしまった場合は売主様に責任があると言えますよね。



一方で、契約不適合責任というものは、そのような過失がなかった場合でも適用されます。

売主様が不動産の欠陥がないことを調査し、確認した場合でも契約書に規定されていない欠陥が見つかれば売主様の責任になってしまうのです。

そのようなことが起こらないために、対処をしておきましょう。

まず、契約不適合責任は任意規定となっています。

それゆえ、引き渡し後の責任を売主様が負わないという選択もできます。

また、それでは納得していただけない場合は契約不適合責任を負う範囲をあらかじめ決めておくなどして、買主様と相談しバランスをとって契約を結ぶことがおすすめです。

 



契約のトラブルに関しては、買主様の突然の転勤や不動産が気に入らないといった自己の都合によって契約後に解除されてしまうケースが多いです。

契約を進めている段階での契約解除希望があると、契約違反となり違約金を要求できます。

一方で、契約解除となってしまうと、1から買主を探すことになり費用も負担も増えます。

したがって、契約は慎重に相手を見極めて進めるようにしましょう。

 

3.不動産売却の際のトラブルを回避する方法とは

不動産売却の際のトラブルを回避する方法としてまず1つ目に、売買契約書の確認をすることが挙げられます。

契約後に何かトラブルが起きてしまった場合、基本的にはこの契約書に沿って結論が決められることが多いです。

したがって売主様がこの契約書の内容をきちんと把握し、気になる点があればさらに明確に内容を定めることが重要と言えるでしょう。

 


2つ目は、知っていることは全て不動産会社に伝えることです。

売買に不利になることを知っているのにも関わらず、黙っていることは後々トラブルになりかねません。

基本的に重要な情報は不動産会社から買主様に伝えることが多いです。

ただ中にはわざわざ買主様に伝える必要があるのか分からない情報もありますよね。

こうした情報を伝える必要があるかは不動産会社が判断してくれるため、売主様は心配せず不動産について知っていることは全て伝えるようにしましょう。

 


3つ目は、法改正について理解することです。

2020年4月より、改正民法が施行され、契約不適合責任が適用されるようになりました。

この責任は、問題が起きた際に法律上契約書の内容と適合されているかで判断されます。

契約書を今まで以上に細かく記載していくことが求められるので、不動産会社の担当者に相談するのはもちろん、必要に応じて司法書士や弁護士などの専門家に頼ってみるのも良いでしょう。

 

4.まとめ

今回は、不動産売却の際に起こりやすいトラブルとその対策をご紹介しました。

トラブルを回避するためには、売買契約書をしっかりと確認し、不動産について知っていることは全て不動産会社に伝えるようにしましょう。

当社はお客様の気持ちに寄り添った不動産売却をご提案しているので、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人
藤原 滋己 フジワラ シゲキ
藤原 滋己
函館ラ・サール卒。商船系データ通信会社から建築・不動産産業界へ転身。宅地建物取引士+二級建築施工管理技士。ハウスメーカー勤務時代に、木造住宅の工事監督のちに住宅・アパート・店舗・寺院など様々な建築物の営業を経験しました。建築不動産の営業歴は通算25年。 安心かつ安全な不動産取引のために、これまで培ってきた知識や経験・ノウハウを、お客様へのサービスのために全力で提供します。遠慮なく何でもご相談ください。きっとお役に立ちます。
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