不動産売却にかかる期間と、売却期間を短縮させる工夫について解説します!
函館市で不動産売却をお考えの方で、
「不動産売却にはどれくらいの期間がかかるのか」
という疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
不動産売却には多くの手続きや時間が必要だからこそ、どれくらいの期間がかかるのかとても気になりますよね。
そこで今回は、期間について解説します。
ぜひ参考にしてください。
1.不動産売却にはどれくらいの期間がかかるのか?
それでは早速、冒頭の疑問について解説していきます。
不動産売却にはどれくらいの期間がかかるイメージがありますか。
一般的に、短くて3か月、長くて6か月です。
売却の流れは大きく3つに分けられ、それぞれの期間の目安は以下の通りです。
ステップ①不動産会社を見つけ、売却の依頼(媒介契約を締結)する
物件の現地調査、査定報告、そして媒介契約にいたるまでの目安は1週間から4週間です。
ステップ②買い手を見つけ、売買契約を結ぶ
買い手がなかなか見つからない場合とすぐに見つかる場合で、期間に大きな差が生まれます。
どれくらいの期間で買い手が見つかるのかが、売却全体の期間を大きく左右することになります。
短くて1か月、長くて3か月が一般的です。
ステップ③残金決済や引渡しの準備
不動産の売買契約締結後には、様々な手続きがあります。
買主においては銀行への住宅ローン審査の申し込み、売主においては引越しの準備や不用品の処分、境界測量の確定、古家がついていて引渡しの時までに建物を解体して更地する契約条件であれば解体工事も必要になります。
売買契約締結後に引渡しまでに要する期間の目安としては、おおよそ1か月から2か月ほどと考えておきましょう。
ここまで、売却にかかる期間について簡潔にご紹介しましたが、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
「不動産売却の流れとは?査定依頼から引き渡しまでを時系列解説」を見る>>>
2.売却の期間が長引いてしまう原因について
不動産売却に要する一般的な期間について、おおよそ3ヶ月から6ヶ月ほどかかるということをご理解いただいたと思いますが、しかしながら、この期間より長引いてしまう場合もありますし、早く終わる場合もあります。
想像していた以上に期間が長引いてしまうと、ご自身の人生設計が予定通り進まなくなり、焦りが生じてしまったり、なにより十分に売却活動を行えないという事態を招いてしまいます。
そのため、予定よりも期間を長引かせないことがとても重要です。
そこで続いては、期間が長引いてしまう原因についてご紹介します。
長引いてしまう原因を知り、それを避けることで、長引くことを防げます。
ぜひチェックしてみてください。
不動産がなかなか売れないといった長期化を招く原因は4つあります。
①売却開始の時期に問題がある場合
物件には、よく売れるシーズンとそうでないシーズンがあります。
全国的には、年度末の3月は一番売れやすいとされています。新生活スタートに向けて、多くの人が物件を探し購入するからです。
但し、雪国である北海道で土地の売却する場合は、買い手が「雪解けを待って敷地の全体像がしっかり把握できるようになってから購入を決定したい」といった地域性に関係する事情もあります。
戸建てやマンションは、「雪の影響」に左右されることは少ないですが、土地の売却時期は雪解けを待って、4月以降から売り出しを始めても遅くはありません。
このように、売れやすいタイミングを見計らって売却活動を行なうことも大事だということを覚えておいてください。
②物件の立地に問題がある場合
「不動産は立地が命」
われわれが、よく耳にする言葉ですが、当然のことながら立地条件が良い物件ほど売れやすいのは事実です。
不動産価格が多少高くても、駅から近く利便性の高い場所で暮らしたいと考える方は圧倒的に多く、このような物件はすぐに人気が集まり、早く売れていきます。
その一方で、周辺に大型商業施設などはないけれども、住宅が密集しておらず長閑な環境にある場合、先述の駅前物件と比べて多くの方から支持されるわけではありませんが、「静かな環境」を求める一定層のお客様がいらっしゃいます。
売れないわけではないけれども、確率論として、買い手が見つかるまで時間がかかるといった事情です。
このように、物件の立地環境の良し悪しで、売却が長引いてしまう場合があります。
③売出価格が適切でない場合
相場価格から大きく逸脱し、高い売り出し価格を設定した場合は、なかなか売れません。
不動産会社が示してくれた査定価格が、そもそも相場を度外視していないか、また売主ご自身が希望する価格が適切な範囲のかどうかをチェックし、場合によっては売却価格の見直しが必要なこともあります。
例えば、中古住宅を例に挙げると、築年数が浅い物件を求める方は、できるだけリフォーム費用をかけずにすぐに住みたい傾向が強く、さほど値引きを要求してきません。
その一方で、築年数が古い物件を求める方は、全面的にリノベーションを行いたいという意向から、大幅な値引きを要求する傾向にあります。
成約金額とは、このように物件の市場性・流通性といった要素も反映されるため、不動産会社の担当営業の方と、じっくり協議したうえで売却価格を決められることをおすすめします。
④媒介依頼した不動産会社との相性の問題
会社によって、得意な地域や得意な物件種別など、得手不得手がわかれる場合があります。
会社の過去の実績やどのような物件を扱っているのかもしっかり把握したうえで売却活動を進めましょう。
以上が、売却が長引いてしまう原因についてでした。
3.売却期間を短くする方法について
ここまで、売却にかかる期間について、また、長引かせる原因についてご紹介しました。
期間についての理解が深まったのではないでしょうか。
しかし、長引かせない方法ではなく縮める方法を知りたいとお考えの方もいらっしゃるかと思います。
そこで最後に、売却期間を短くするためのアドバイスをご紹介します。
長引かせないための方法も、短くするための方法も、どちらも押さえておくことで、失敗や後悔を最大限に防ぐことが可能になります。
①年度末、もしくは年末に売却を始めること
年度末は物件が最も売れる時期です。
皆さんも、この時期に新しく物件を購入したり、手放したりした経験があるのではないでしょうか。
また、年末は、新年を新たな環境で迎えたいと考える人が物件を購入しています。
これらのシーズンに売り出してみましょう。
最初にお伝えしたように、買い手がすぐに見つかるかそうでないかが、売却期間全体を大きく左右します。
これらのシーズンに売り出すことで、よりスピーディーに買い手を見つけられるため、全体の期間が大きく縮まるのです。
②集客につながる効果的な不動産広告を出してもらう
今や不動産の賃貸も売買もインターネットで買い手を探すことが主流です。
日頃より、高値早期売却をモットーに数多くの実績を残してきた我が社だからこそ言えることは、不動産広告の表現次第で売れる時期までもが早まる事実があるということです。
ありきたりな広告表現では、いたずらに時間がかかるリスクがあります。
「鉄は熱いうちに打て」ということわざの通り、旬を活かした販売活動があるということも覚えておいてください。
<参考記事>
不動産売却にかかる期間の目安とは?早く売却するためのポイントも合わせて解説!
4.まとめ
今回は、函館市で不動産売却をお考えの方に向けて、期間について、長引かせる原因について、縮めるコツについてご紹介しました。
この情報を知っておくことで、予定通りに売却を進められるのではないでしょうか。
不動産売却について分からないことがありましたらいつでもお気軽にご相談ください。
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