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2017年09月01日
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要塞の名残り~函館山要塞標柱|南部坂

函館山ロープウェイ駅の近く、南部坂の坂上にある標識下に、約120年間設置されたままの石標が残っています。この石標には、「要塞第一地帯」と彫られています。

その昔、函館山一帯が要塞だった。

明治28(1895)年の日清戦争後、函館では要塞築城の計画が持ち上がり、明治31年11月に函館山に要塞(函館砲台)が建造されました。

翌32年7月15日、「要塞地帯法」が施行され、写真撮影はおろかスケッチすることまで禁止されることに。政府は軍事施設に関する情報を一切公開されないようにしたのでしょう。



写真の要塞標柱(今で言うところの敷地境界標)は函館山の麓界隈に複数個所設置され、今もなお現存している標柱があります。
 

太平洋戦争が始まり、戦況がさらに厳しくなってきた頃には、カメラを持ち歩くのすら注意が必要だったそうです。

昨今のように、国の内外を問わず一年中観光客が訪れる時代ではなかったのでしょうが、一般市民においても函館山を背景に記念写真などとはいかなかったのでしょうね。

函館山の麓、元町界隈を散策するときは、足元に視線を下ろしてみてください。そこからも函館の歴史を感じ取ることができます。

 

この記事を書いた人
藤原 滋己 フジワラ シゲキ
藤原 滋己
ハウスメーカー勤務時代に、木造住宅の工事監督のちに住宅・アパート・店舗・寺院など様々な建築物の営業を経験しました。建築不動産の営業歴は通算22年。 安心かつ安全な不動産取引のために、これまで培ってきた知識や経験・ノウハウを、お客様へのサービスのために全力で提供します。遠慮なく何でもご相談ください。きっとお役に立ちます。
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