9:00 - 18:00
日曜・祝祭日
2017年12月08日
ブログ

住まいの健康診断~あなたの家は大丈夫?

平成30年4月1日より、宅建業法改正の伴ない『既存住宅の売買における建物状況調査(インスペクション)のあっせん』という新たな制度の運用が始まります。(建物状況調査、インスペクションについてはのこちらで解説しています)



このインスペクションの実施は強制規定ではありませんが、不動産の重要事項説明で「インスペクションあっせんの有無」等を説明する項目が新設されることにより、来春以降買主さんから「この建物はインスペクションを受けていますか?」、「インスペクションを実施してから契約したいのですが」などど、既存住宅の売買取引市場は少なからず“インスペクションが当たり前”といった風潮に変遷していくことが予想されます。



この制度の目的は既存(中古)住宅の安心安全な取引の促進と普及を目的としていますので、当然に歓迎されるべきことですが、手入れやメンテナンスの行き届いた住宅とそうでない住宅が今まで以上に歴然とした大きな差、つまり「売れやすい」「売れにくい」といった現象が起こるような気がします。



そこで近い将来、持ち家をご売却しようとお考えの方は、「すぐにインスペクションを!」とまでは言いませんが、マイホームの健康状態にちょっとだけ関心を寄せていただきたいのです。

セルフチェックで分かる、住まいのSOS信号。

長年そこで暮らし、使ってきた建物のことを一番よく知っているのは売主さんご本人です。この機会に、「過去に雨漏りがなかったかな?」などと記憶を辿りながら、不具合の箇所を紙に書き出してみましょう。そして住宅を注意深く観察してみましょう。

見て触れて確認できる不具合には、例えばこんなものがあります。



雨漏り、すがもれの疑い

・天井に濡れた跡やシミがある
・クロスが剥がれてきている



床組み腐朽の疑い

・そこに立つと 床が沈むことがある
・床下点検口を開けたらカビ臭かった。

 

壁体内結露の疑い(断熱不良に起因)

・壁紙に広範囲にカビが生えている
・壁紙に錆汁のような赤い色が出てきている(鉄骨造に起こる症状)

 

意外に思われるかもしれませんが、ほとんどが見たり触れたり、または匂いで不具合を察知することが出来るのです。

 

宅建協会函館支部では平成30年1月27日に「『プロが教える住まいの健康診断~あなたの家は大丈夫?』と題して無料セミナーを開催します。詳しくはこちらからご覧ください。

 

中長期的にはアメリカの既存住宅市場のように変貌を遂げる!?

アメリカでは既存住宅の流通が取引全体の80%を占めると言われています。

日本もインスペクションが制度化されることにより、中長期的にはアメリカの既存住宅市場のように、手入れやメンテナンスが行き届いた家は高く売れる→だからこまめに手入れする、こういった循環システムが確立される世の中に変わっていくかもしれません。

この記事を書いた人
藤原 滋己 フジワラ シゲキ
藤原 滋己
ハウスメーカー勤務時代に、木造住宅の工事監督のちに住宅・アパート・店舗・寺院など様々な建築物の営業を経験しました。建築不動産の営業歴は通算22年。 安心かつ安全な不動産取引のために、これまで培ってきた知識や経験・ノウハウを、お客様へのサービスのために全力で提供します。遠慮なく何でもご相談ください。きっとお役に立ちます。
store

会社概要

有限会社ファインエステート
arrow_upward