2021松前さくらまつり・夜はライトアップされた松前城の鑑賞も!
2020年(令和2年)の松前さくらまつりは新型コロナウィルスの感染拡大防止のため閉園され、多くのファンが落胆したものです。
しかし、2021年(令和3年)は入場時の検温や手指消毒、マスクの着用を徹底し、ステージイベントなどの中止するなどの内容変更が伴いましたが、無事に開催されることとなり、日本人の心に響く桜の美しさに地域住民はもとより多くの観光客を楽しませくれています。開催を決定してくださった松前町まらびに関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
この松前城は、1606(慶長11)年、今から412年前に築造され、福山城とも呼ばれています。わが国最後の日本式城郭です。この城郭跡である松前公園は、桜の名所100選に選定され約1万本250品種の桜があることで有名な場所でもあります。
桜の品種が多いだけに、早咲き・中咲き・遅咲きといったように時差開花があるおかげで約1ヶ月間に渡り桜の鑑賞が楽しめるスポットです。
2021年松前さくらまつりは一部内容を変更しての開催へ
コロナ禍における「松前さくらまつり」は運営面でもに工夫されていました。
場内の見学は、来場者の流れを一方通行式に管理し、密にならないようにされています。また、入口付近では入場者の検温があり、検温にパスした方には検温済みシールが配られます。このシールは上着などの目につくところに貼っておきます。
その後、手指消毒を済ませたら、受付で名簿に住所・氏名・電話番号を記載し、ようやく入場が可能となります。
案内係の方が丁寧に誘導してくれますので、その指示に従えば入場手続きはスムーズです。
ここが一番のビュースポット、桜と松前城。
水辺と桜と松前城を一緒に、一枚の絵(構図)に納められ場所が、やはり一番の撮影ポイントです。
人気の場所なので、ここで記念撮影をする方もとても多いです。
伝説の血脈桜(けちみゃくさくら)
現地に掲示された看板によると、この桜には宝暦年間(1751~1763年)に美しい乙女の姿を借りた桜の精が住職の枕元に現れ、血脈(亡くなった人が仏になれるようお坊さんが与える書付)を授けられたことにまつわるよいう伝説があります。
桜の精によるものであるのか、今なお、その麗姿が見る者の心をとらえると言われています。
公園内の坂道を登っていけば、そこは桜のトンネルに。
2021年は5月2日に訪れましたが、満開のピークが過ぎてしまい、桜の花弁が散りはじめていました。
参考までに2018年に撮影した写真を紹介しておきます。満開のタイミングで晴天に恵まれると、ため息が出るほどの美しさに出逢うことができます。
桜のトンネルを抜け高台に出ると、桜と海を一望できるスポット「松前町第二公園」へ
桜のトンネルを抜け、さらに「新桜見本園」を脇目に坂道を上がっていった先の高台に、松前町第二公園があります。
この高台からは松前城公園の桜を眼下に津軽海峡まで見渡すことができ、私の好きな絶景スポットです。
坂道をしばらく歩くことになるので、途中は休み休みゆっくり歩くといいと思います。松前城に行ったら、是非ここまで足を伸ばしてみてください。
日没後にライトアップされた幻想的な桜風景を楽しんでみる
さくらまつり:令和3年4月24日から5月9日まで
ライトアップ時間:日没から21時まで
松前城の場所は下のGoogleマップでご確認ください
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