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2020年03月15日
不動産売却の知識とノウハウ

家を売る際の内覧準備のポイント|見学者の来訪に備えて売主が準備すべきこと

住みながら家を売る際、売主としては内覧されるお客様をお迎えする準備をしっかり整えておきたいものです。

室内を整理整頓して印象をよくすることも大切ですが、成約に向けて売主として内覧者にお話しいただきたいこともあります。

ここでは、内覧者を不動産お迎えする準備として、ハードとソフト両面の注意点を解説していきます。

室内の整理整頓など|ハード面の準備

1.建物内外の清掃と整理整頓

出来る限り、商品としての見栄えを良くしたいものです。

内覧は突然入るわけではありません。不動産仲介業者は入居中の売主の都合を尋ねたうえで買主と日程調整を行ないます。

売主は内覧日を迎えるまでに、建物内の清掃や整頓を、一戸建てなら敷地の草刈や草取りや外に置いてある物の整理整頓に心がけて、印象がよくなるようにしておきましょう。

2.水廻りをきれいにしましょう

台所と換気扇、トイレ、お風呂場、洗面台が汚れていると、室内がきれいに片付いていたとしても印象を悪くしてしまいます。

買い手は物件ばかりを見ているわけでなく、売主がどんな人かを見ています。

ちょっと厳しい言い方になりますが、この人からなら「買いたい・買いたくない」も物件と合わせて判断します。あまりにも汚れがひどい場合には、ハウスクリーニングを検討することもおすすめします。

3.照明器具の電球切れにも注意が必要です

放置していることが印象を悪くする要因となります。

点灯スイッチを入り切りしてみて、実際に点検してみましょう。電球切れを発見したら、内覧前に交換しておきましょう。

 

4.エアコンなどの付帯設備はどうすればいいの?

中古住宅では居室部分の照明器具やエアコンなどの付帯設備も、そのまま付けて売却することは珍しいことではありません。

このように付帯設備をつけて売却される場合は、見学前の掃除や点検の際に不調や不具合を発見したら、仲介業者の担当に忘れずに伝えましょう。

5.残置物の予定はありますか?

残置物とは、例にあげると食器棚やダイニングテーブルセットなどの家具について、「次の引越し先には持っていけないし、買う人が気に入って使ってくれるなら置いていってもいいわよ」というケースです。

 

家具などは室内インテリアのデザイン性に合わせて揃えたりするものなので、売主にとって不用でも買主が「捨てるくらいならぜひ使わせてほしい」と希望されることがあるので、そのような品物があれば営業担当に伝え、内覧時に説明してもらうのがよいでしょう。

 

内覧者が売主から聞きたいこと|ソフト面の準備

6.過去の修繕やリフォーム履歴

例えば、昨年秋に給湯ボイラーを交換したなどの情報があるとき、現地で実物を見ながら説明を受けると、内覧者は理解しやすく助かるものです。

7.機器の故障などの不具合情報

設備機器において現在故障している、あるいは不調が続いているなどの情報は、自主的にオープンに説明しましょう。

 

積極的に開示することは買い手に次のようなメリットがあります。

①「引き渡しを受けてからトラブルが起きたらいやだな」という不安を取り除くこと

②修繕費用のかかり具合によっては資金計画の立て方が変わるので、事前に把握できることは予算計画を立てやすい

 

8.町内会での申し送り事項

・ゴミ集積所
 家の前に出しておけば良いのか、それとも近くに集積所があるか

・除雪
 集め方や雪捨て場などにルールがあるか

上記以外にもあるかもしれませんが、このような事柄は自治体や町会によってルールが定められている場合があります。


実際に暮らされている方しか知らない情報があるかもしれませんので、内覧時に説明しておくとよいでしょう。

 

 

9.環境に関する申し送りなど

いつもよく使う生鮮食品スーパーの情報
 何時からタイムセールがあるとか、何曜日に特売があるとかの情報は結構大事です

暮らしやすさに関すること
 親切なご近所さんがいることなども、内覧者には関心の高い情報となります

リフォームや修繕でよく依頼する建築業者さんのこと
 熟知している方がいれば何か不具合が起きた場合でも話が早いので、そういった業者さんがいれば伝えてあげましょう。

 

最後に

住みながら家を売ることは、所有者から直接いろいろな話が聞けるチャンスなので、内覧者のみなさんはものすごく楽しみにしています。

所有者だから話せることを、たくさん伝えてあげてください。

但し、値引き等の金額交渉に関することはその場で話題にせずに、必ず営業さん経由で後日協議するものだと留意しておきましょう。

 

 

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この記事を書いた人
藤原 滋己 フジワラ シゲキ
藤原 滋己
函館ラ・サール卒。商船系データ通信会社から建築・不動産産業界へ転身。宅地建物取引士+二級建築施工管理技士。ハウスメーカー勤務時代に、木造住宅の工事監督のちに住宅・アパート・店舗・寺院など様々な建築物の営業を経験しました。建築不動産の営業歴は通算25年。 安心かつ安全な不動産取引のために、これまで培ってきた知識や経験・ノウハウを、お客様へのサービスのために全力で提供します。遠慮なく何でもご相談ください。きっとお役に立ちます。
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