函館の地元民が通う、大人の隠れ家的な居酒屋|備後屋
お正月に帰省した高校同期を囲んで毎年恒例の新年会。予約したお店は、地元函館市民が通うお洒落な居酒屋「Hakodate Dinning 備後屋(びんごや)」です。フレンチ出身のシェフが地元食材を使った料理に、自然と笑みがこぼれ会話が弾みました。
隠れ家ゆえ、その外観はひっそりとした佇まい
五稜郭公園に近い、函館市本町の繁華街から少し離れた路地裏にお店があります。以前に、五稜郭病院と電車通りを結ぶ通り沿いに神戸こむぎ館というパン屋さんがあった場所の真裏です。
店舗入口は、茶室や数奇屋で見られる和の建築要素を採用し、かがんで通る「くぐり戸」になっています。隠れ家のコンセプトは入口から始まっています。実に面白い。
サントリープレミアムモルツ超達人店
キンキンに冷えた生ビールが運ばれてきたのは、『プレミアム超達人店』とラベリングされたグラスです。
そこで、サントリーのWEBサイトを見てみると、
・究極のクリーミーな泡
・シルクのように美しい泡表面
・おいしさをしっかりと楽しめるビールと泡の最適バランス
と記載されていました。
つまり、生ビールの美味しさの鍵となる泡を絶妙にコントロールできる店員さんがいるお店に与えられる称号のようです。この広い北海道でプレミアム超達人店が59店舗しかないのだから、「備後屋さん、なかなかやるのぉ!」。
この日に食べた料理の数々
ごぼうの唐揚げ 480円
毎回、注文する美味しさ鉄板のメニュー。
ししゃも焼き 580円
冬の旬と言えば、子持ちししゃも。頭からしっぽまで、まるごと食べられます。ホクホクの身が美味しかった。
ラザニア 780円
美味しいけど、パスタがもう少し入ってくれていると嬉しかった。
骨付き鶏ももの赤ワイン煮込み 780円
じっくり煮込まれた柔らかい鶏肉には舌鼓を打ちます。
梅のバンバンジー風 生春巻き 680円
タイ料理にみられる独特のクセはないので、さっぱりと食べやすかったです。
また、うっかり写真を撮り忘れてしまいましたが、道産牛のロースト1000円、だし巻き玉子480円、鱈とジャガイモのコロッケ600円も美味しかったです。
われわれは50歳をすぎているので、若い頃のようにボリューム多くは食べられないので、お酒と会話を楽しみながら、程よく食べる感じでした。ガッツリ系を求めるなら、大衆居酒屋に行くことをおすすめします。
新政(あらまさ)2019新年純米搾りたて
備後屋は新政(あらまさ)の置いてあるお店として新政ファンが通ってくるわけですが、この日は2019新年純米搾りたてスペシャルを注文でき、本当にラッキーでした。満足度は言うまでもなく五つ星。
Hakodate Dinning 備後屋(びんごや)は、全席掘りごたつなので、とても寛げるお店。接客レベルも高くて安心です。大衆居酒屋とは違った落ち着いた雰囲気の中、美味しい料理と談笑を楽しみたい方にはおすすめのお店です。
系列店には、海鮮料理の提供を中心に、また日本酒のラインナップは函館随一を誇る「表・びんごや」もありますので、ご興味ある方はチェックしてみたらよいでしょう。
■店舗情報
Hakodate Dinning 備後屋(びんごや)
函館市本町28番15号
電話0138-31-5555
営業時間:17時30分より
駐車場:あり(4台程度)

関連した記事を読む
- 2019/12/08
- 2019/12/08
- 2019/12/08
- 2019/12/08